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学研CAIスクール 鳥取湖山校 の日記

受験と時期対応の仕方。

2011.10.13

The tree of wisdom in the garden of good and evil
受験前の成績と時期対応の仕方夏期講習の成果がまったくでない「夏期講習の成果がでない」という現実をどうとらえるべきか。
もし6年生なら、夏期講習の成果が表れなかったからといって、ジタバタしても始まらない。
親としては、もっと勉強のペースを上げればなんとかなるのではないかと思ってしまうが、なかなかそうはいかない。なぜなら夏が終われば、ライバルたちは本番に向けてラストスパートをかけてくる。
11,12歳の子供に深夜まで受験勉強させるのはいいことではないと考えている。
各家庭の方針や本人の性格によって一概には言えないが、もし夏期講習の結果がふるわないのであれば、志望校のランクを落とすことも検討したほうがいいのではないかと思う。もちろん例外はあるものの、偏差値は、受験の合否をわりと正確に予想するものだからである。
受験に落ちた場合、子供は大変ショックを受ける。
そのためにも偏差値を参考にして、実力に合った志望校選びをするべきではないだろうか。しかし、まだ5年生なら話は別だ。
本番までに1年半弱ある。
努力次第で学力を伸ばすことも可能だろう。
もし志望校が偏差値60で現在の偏差値が50ならば、その現実を重く受けとめて、1カ月に1ずつ上げていくような計画を子供と話し合って立てなければならない。
また、塾を変えることを考えてみてもいいだろう。
指導方針が合っていない可能性もある。しかし繰り返すが、これが6年生ならば、夏が終わった時点で塾を変えてもあまり効果はないと思う。
そして受験まで余裕がある4年生のときなら、夏期講習の結果が悪くても、まったく大げさに考えることはない。
あくまでも助走期間なのだから、塾に慣れることや、勉強の習慣をつけることができれば夏期講習の成果は十分あったとするべきだろう。
中学受験の親の役割は、子供のサポートだと思う。
娘2人の偏差値は5年生の後半くらいからはほとんど変わらなかった。
下の子の時は、より確実に合格するよう、算数、国語、社会、理科の4教科ではなく、算数と国語の2教科で受験できるところを狙おうと、方針転換をしたこともあった。また、性格の違いによっても接し方を変えた方がいい場合もある。
うちの子は姉と妹でかなり性格が違う。
上はおっとりした平和主義者だが、下は親の干渉を嫌うタイプ。
だから私が下の子に勉強を教えることはほとんどなかったが、上の子の宿題はけっこうみた。
しかし子供がなかなか理解しないと、そのうち「なんでこんなこともわからないんだ」と、腹が立ってくる。
でも子供はわかるときがくればわかるし、わからないときはわからないのである。そこでやっと勉強を教えるのは塾に任せることにしたのである。
繰り返すが親は中学受験に関しては、後方支援者と心得るべき。
母親は一歩、父親は二歩引いているくらいでちょうどいい。【 井上 一馬 】翻訳家。作家。
         『一生使える英単語』、娘の受験体験を書いた『中学受験、する・しない?』などの著書。 月刊誌「PRESIDENT FAMILY」2008.9から

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