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ICT活用で学校の可能性が広がる。

2012.09.27

ICT環境の充実で学校に可能性が広がる2012/05/28
情報通信技術(ICT)への対応は、歴代内閣が国家戦略に掲げるなど国の浮沈を左右する課題だとされています。次代を担う子どもたちも当然ICTの活用能力を身につけて社会に出ていくことが不可欠になりますし、何より学校にICT機器を導入することにより学力向上などの教育効果も期待されます。今や学校にパソコンがあるのは当たり前ですし、教室に電子黒板があるのも珍しくなくなりましたが、実際には十分活用されていなかったり、まだまだ環境整備が遅れていたりすることも少なくありません。ICTにはどのような可能性があるのでしょうか。未来を先取りしている先進校の成果を見てみましょう。

総務省は2010(平成22)年度から文部科学省と連携して、「フューチャースクール推進事業」を行っています。子どもたちや担任に1人1台のタブレットパソコンを渡し、すべての教室に電子黒板や無線LANも完備するなどの整備を行って、どれくらい効果が上がるか試してもらおうというものです。2011(平成23)年度は小学校10校、中学校8校、特別支援学校2校で実証実験が行われ、このほどその成果がまとまりました。

それによると2年間継続して指定を受けている小学校では、ICTを使って双方向型の授業を行う「協働教育(学習)」が算数や国語を中心に活発に行われ、算数では時間数も大幅に増加しました。特に、学級全体で話し合う場面が増えています。その結果、子どもや教員のICT活用能力は、さまざまな面で大幅に向上しました。
中学校は指定1年目だったのですが、生徒に尋ねると「関心・意欲・態度」「知識・理解/技能」「協働学習・協働教育」で高い評価をしています。これらに比べると「思考・判断・表現」は低めでしたが、さらなる実証実験が待たれます。

現代社会では言うまでもなく、ICTの活用が当たり前です。ベネッセ教育研究開発センターがこのほどまとめた「大学データブック2012」を見ても、社会人1~3年目の人の3人に2人が「情報リテラシー(活用能力)」が必要だと答えており、しかも3人に1人は「高いレベル」「やや高いレベル」が必要だとしています。
新しい学習指導要領では、情報教育に関して▽小学校では基本的な操作を習得し、問題解決的な学習や探究活動を通して情報を受信したり収集・整理・発信したりする▽中学校では各教科などで主体的に活用し、マルチメディアの活用やプログラミングなどの基本的な内容も学ぶ▽高校では実践的な活用を行い、情報活用能力を身につける……と位置付け、学校段階を追って徐々にICT活用能力を育もうとしています。

「大学データブック2012」を見ると、社会人はプレゼンテーションスキル(自分の考えをわかりやすく伝える技能)やチームワーク力なども不可欠だとしています。こうした能力も、ICT機器を活用しながら子どもたちが教え合い、学び合う協働学習を通して育まれることが期待されているのです。

ICT活用で学校の可能性が広がる。

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