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学研CAIスクール 鳥取湖山校 の日記

PC.メディアとの共存

2013.05.15

相談者性別:男子
相談者:母
学年:中1
相談中1息子。サッカー部です。パソコンで動画を見るようになり、毎日そればかりになってきて、動画を見ることを中心に生活が回っているように見えます。帰宅したら、まずパソコンの前に座り、せかされてやっと着替えをして食卓につきます。食事が終わると、またパソコン。サッカーの試合や、友達と話題になっている動画を見るのですが、何より動画を見ることに心を奪われている様子が異様です。ゲームやテレビよりも強く心を魅かれているようですが、いったいどうしてでしょうか。もちろん、1日1時間と約束はしているのですが、少しずつ見ている時間を合計すると、とても1時間におさまっているとは思えません。
 回答

「マイ・テレビ」化しているパソコンでの動画閲覧 つい最近まで「パソコンは勉強に役立つ家電だ。中学生になると技術家庭でパソコン検定もあるらしいので、購入して子どもにやらせたい、体験させたい」と考えるかたも少なくない家電でした。「我が家もIT革命だ」と電話機のように「一家に一台」に向けて年々保有台数も右肩上がりでした。

しかし現在、特に相談にあるような小中学生はパソコンを「自己選択権のあるテレビ」のように使っています。パソコンは「わからないことを検索する」という道具から漫画や映画・ゲームを楽しむ道具に変容しています。もちろん、動画はスポーツもあれば、今、大人気のお笑いライブの動画も無料で閲覧できるサイトもあります。小中学生の気分はパソコン=自分の好きな時に好きなモノを見ることができる「マイ・テレビ」になっています。ちなみに高校生の場合は、「マイ・テレビ」が携帯電話になってきています。携帯で地デジを観賞し、好きな番組を携帯に録画し観賞しています。この傾向は携帯電話専用テレビ局の開局も手伝い、より顕著になると思われます。 学業や生活に問題がなければ静観 本件に話を戻すと中1男子・サッカー部員が「サッカーの動画を中心に動画を見すぎているのでは……?」ということですが、部活と学業が両立できていたり、動画観賞の影響で睡眠不足であることがなかったりすれば、あまり強く動画観賞を否定しなくてもよい、と考えます。
サッカー部員であれば監督からの推薦で見ていたり、サッカー部員全員が見ているので自分も見ておかないと明日、話に加われない…などという、微笑ましい背景があったりするかもしれません(わたしの世代ではビデオもない時代でしたから見たい番組については、「あ、そろそろ始まる!」と思い、一目散に家に戻ったものですが……)。 個室での視聴よりはリビングでみんなで見る 強いて言えばですが、個室の子ども部屋にテレビを置いていないのであればパソコンも個室の子ども部屋には置かず、リビングに置き、家族で使用するのはいかがでしょうか。
子ども達の間でおもしろいと評判の動画サイトを親も観賞してみることが大切です。
これが「子どもの理解」につながることもあるので、参考にしていただければ幸いです。子どもにとってもリビングでの勉強が気分転換になり、必ずしも勉強部屋での勉強だけがはかどるというわけでもありません。もしかしたら秀才はリビングからも出現?かもしれません。

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