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学研CAIスクール 鳥取湖山校 の日記

ゲームを禁止にした親は3割。

2013.05.15

今回のテーマは、ゲームについて。アンケートでは、ほとんどの保護者が「この半年に子どもはゲームで遊んだことがある」と答えています。お子さまがゲームに熱中して、「机に向かう時間が減った」「夜更かしをして困っている」……、そんなご家庭もあるのではないでしょうか。どんな機器を使ってゲームをしているか、ゲームを禁止したり取り上げたりするのはどんな場合かなど、各ご家庭がどのようにゲームと向き合っているのかをご紹介します。
回答の割合が最も高かったのは、「禁止したことはない」。全体の約5割を占めています。
最短「1週間以上2週間未満」から最長「6か月以上」まで、「長期間ゲームを禁止したことがある」という保護者は、全体の約3割。お子さまに長期間のゲーム禁止を課すご家庭は、必ずしも多くないことがわかります。
ゲームを禁止する理由としては勉強を挙げる保護者が目立ち、「受験勉強のため」「日々の勉強にさしつかえないように」を合わせると、4割近くになります。「生活リズムの維持のため」と回答する保護者もいました。
  ゲームを禁止した理由・禁止しない理由を具体的にご紹介! では、お子さまのゲーム機使用を長期間禁止した理由、禁止しない理由とは、具体的にどのようなものでしょうか。最後に、それを伺いました。
☆禁止した理由
◎受験勉強のため●受験に向けて勉強に集中させるため、ゲーム機はすべて取り上げました。ところが、今度はケータイのゲームに熱中していることが判明! ケータイまで取り上げないと、親のねらいは達成されないかも……●受験学年の1年間、DSを封印。その間子どもは、パソコンで熟語の並べ替えゲームや、ヒントをもとに都道府県名を答えるゲームなどをして、息抜きをしていました
◎日々の勉強にさしつかえないように●「定期テスト前10日間はゲーム禁止」という約束を、子どもとしています●当初は「勉強や宿題を終えてからゲームをする」というルールを設けていましたが、子どもは早くゲームをすることばかりを意識し、漢字の書き取りを書きなぐるなど、勉強が雑になってしまうことがわかりました。そこで今は、いつでもゲームができる状態をやめ、長期休暇以外は押し入れにしまっています●うちの子は帰宅してから夕食までに時間があるのに、宿題を後回しにしてゲームばかり。さすがにあきれて、「ゲームは宿題と夕食を済ませてから1日30分」という約束を作りました。ところが守らなかったため、罰として2週間、ゲームを禁止しました
◎生活リズムの維持のため●朝、起こしてもなかなか起きてくれない日が続きました。聞いてみると、寝る時間を費やしてゲームをしていたことが判明! 体を壊してしまうし、子ども自身の意志ではやめられないだろうと思い、取り上げました●夜遅くまでゲームをしていて風邪を引いたため、禁止しました。家族で話し合ってゲーム時間を決めたうえで解禁しましたが、守らなかったので再び禁止しました●くる日もくる日もゲームに熱中し、夜更かしをするなど生活にメリハリがなくなっていました。家族とのコミュニケーションは減り、勉強する意欲・態度にも悪影響が見られたため、一切のゲームを禁止! 生活リズムを整えたうえで、「一定時間勉強をしてからでないとゲームはしない」というルールを作りました
◎その他●ゲーム中のきょうだいゲンカが頻発。とうとう取っ組み合いにまで発展したため、「仲良くできないのなら、ゲームはさせないからね!」と叱り、1か月間取り上げました●学童保育所の行事に持って行き、紛失してしまいました。「新しいゲーム機は、お小遣いやお年玉で買いなさい」と伝え、「それまでは友達の家でもゲームをしない」と約束させました●ゲーム機を買った時の約束では、「勉強や宿題を済ませてから1日30分」。ところが、徐々にだらだらと続けるようになりました。親の目を盗んで夜更かしをすることも。さらにゲームに熱中するあまり、夕食のためにテーブルの上を片づけたり食器を並べたりといった、家族の一員としてやってほしい手伝いさえしなくなったので、ゲーム機を取り上げました。「約束を守ったり、手伝いをしたりできるようになったら返すからね」と伝えたものの、できるようになるまでに3か月かかりました
☆禁止しない理由
◎約束・ルールを守っているため●約束を守ってゲームをしていますし、時間をオーバーした時も、一言声をかければすぐにやめるので、禁止するまでにはいたっていません
◎そもそもそんなに長時間はゲームをしない●子どもは部活や習い事で忙しく、あまりゲーム機で遊ぶ時間がありません。遊ぶ時はたいてい親が一緒。というか、むしろ親が率先して遊んでいるかも……?●ゲーム機はきょうだいで1台を共有。そのため、禁止しなくてはいけなくなるほど長時間熱中することは、今のところありません●勉強系のソフトしか買っていないので、そんなに長時間ゲームをしません
◎その他●親が禁止したことはないものの、中学受験の時、子ども自身が「ゲームはしない」と言って、自発的に勉強に集中しました●親がゲーム機を禁止したとしても、「どうしてもゲームがしたい」という時は、少なくとも我が家の場合、子どもは隠れてやってしまうでしょう。それなら、禁止するのは効果的ではないと思います。また、たとえ熱中したとしても、ゲームをしたがるのは子どもの長い成長の一時のことなので、禁止しなくても大丈夫かなと考えています●無理に禁止したり取り上げたりしても、子どもは反発するばかりだと思います。それが原因で親子のコミュニケーションがうまくいかなくなっては元も子もないないので、我が家では禁止したことはありません

禁止したことがある、禁止したことがない、どちらの保護者からも目立ったのは、「ゲームをする際の約束・ルール」に関する声です。「約束・ルールをお子さまが守らなければ禁止するし、守っていれば禁止することはない」というご家庭が多いようです。
ほかに禁止した理由としては、ゲームに熱中するあまり、「勉強に集中していないから」「約束を破って長時間遊んでいるから」「お手伝いをしなくなったから」といった声がたくさん寄せられています。
一方、禁止していない理由としては、「さほど長時間ゲームをしていないため」など、保護者として許容できる時間内での利用であればOKという声が目立っています。「子どもが自主的にゲームをしないと決めたので、親が禁止する必要がなかった」という声も少なくありませんでした。


(まとめ)
ゲーム専用機だけでなく、パソコンやケータイなどさまざまな機器が普及した昨今、お子さまがゲームで遊ぶ機会はたくさんあります。今回の調査でも、大半の保護者が「子どもは何らかの機器でゲームをしている」と回答していました。学年が上がるにつれて、利用する機器の種類も多くなっています。
そのため、お子さまがゲームに熱中しすぎるのを防げるよう、多くのご家庭で時間を決めるなどの約束・ルールを設けているようです。そして、ほとんどの保護者が「約束・ルールを守っていれば禁止する必要はない」と考えていました。今までにゲームを長期間禁止したことがあるという保護者は、全体の3割ほど。多くのお子さまが、約束・ルールを守ってゲームをしていることがわかります。
最近のゲームは、通信機能を使って知らない相手と一緒に遊ぶこともできます。お子さまが有害情報に触れたり、トラブルに巻き込まれたりしてしまう危険性については、保護者としてもしっかり認識し、防ぎたいところですよね。そのためには、ゲーム内容を把握したり、フィルタリング機能を確認したりする必要もありそうです。それらに関連する記事を以下に載せています。お子さまとゲームの使用ルールを話し合う時の参考にしてくださいね。

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