学研CAIスクール 鳥取湖山校 の日記
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夏休みの過ごし方
2011.08.02
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お子さんにとって、待ちに待った夏休みの到来です。プールに旅行にと、楽しい計画を立てているお子さんが多いのではないでしょうか。一方、長い休みで生活リズムを崩したり、宿題を後回しにしたりするお子さんもよくおられます。 「夏休みを制するものが受験を制する」という言葉があるように、夏休みの学習が2学期以降の成績を左右します。中学受験を考えていないご家庭でも、まとまった時間のある夏休みだからこそ、弱点や苦手科目克服のために徹底的に基礎固めをしましょう。 「どこが分からないか、分からない」というお子さんが多いですが、基礎固めはまず「どの教科の、どの部分が苦手か」を特定することです。これまでのテストや問題集などを見返し、どの単元や問題が苦手なのかをチェックしてあげてください。その際、間違えた問題やできなかった問題などをまとめた見直しノートを作れば、お子さんが自分の弱点を見逃すのを防ぐことができます。 お子さんの苦手教科・分野を特定できたら、その問題を解けるように何度も繰り返し学習を。苦手意識を克服することは、お子さんの学習意欲アップにも直結します。 基礎固めができたら、少しずつ応用問題にもチャレンジを。難問をじっくり考えることは思考力をつけるために重要ですが、自力で解くことにこだわりすぎると、苦手意識を持ってしまうかもしれません。どうしても分からない問題は、模範解答を見て理解してから取り組むといいでしょう。 夏休みの宿題を短期間にするお子さんもいますが、勉強は毎日継続することが大切です。生活リズムを崩さないためにも、起床・就寝や食事など生活の基本となる時間は、学校があるときと同じようにして、朝の涼しい時間帯に短い時間でも勉強をさせてください。 (浜学園学園長・橋本憲一)